7 こあらHP 東京0101 江戸城    z
T0101 江戸城

info

 2024.12.31

 東京 0101 江戸城

▼東京の中心
・日本最大の城郭の概要を実感する。

 2014 - 24   walk
 2024.12.29 up
 2025.01.01 mentenance

・江戸城は大変なので、今後も更新します。

contents

【 map 】

▼map 江戸城:門と濠 2000px
・江戸城全体の地図を作ってみた。
・自作するととても理解が深まる。
・さすがに日本最大の城を実感する。

 

▼北の丸公園map
・清水門近くの掲示板から作成。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 田安門 】

▼田安門と牛ヶ淵
・江戸城北の丸(現北の丸公園)
・九段坂から田安門を望む。
・この堀を牛ヶ淵という。

 

▼田安門 2022.2.3
・靖国通りから田安門へ
・田安門は創建当時の雰囲気をよく残す。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

・枡形門という様式で、二つの門からなる。
・手前の小さい門(写真)は高麗門。
・突き当たり右側に大きな櫓門がある。

・これが田安門の高麗門。
・右にある濠が千鳥ヶ淵。
・左にある濠は牛ヶ淵。
・ここから江戸城北の丸。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

・御三卿の筆頭は田安家。吉宗は次男宗武に田安家を興させた。
・自身も御三家の出であった吉宗は、将軍継嗣の資格をもつ家を新たに求めた。すでに大藩の領地を与える場所なく、江戸城内、田安門内に屋敷をつくり、十万石分の賄いを与えた。

・宗武の七男定信もここで生まれたが、のちに白河松平家の養子に入った。
・田安家の兄たちは夭折が続いたので、定信には田安家、さらには本家を継ぐ可能性がなかったわけではないと、定信本人が自伝「宇下人語」で述べる。

・権勢をふるう田沼意次は、定信の非凡なるを恐れ、田安家ではなく白河に移したと、これも定信本人が「宇下人語」で述べる。

 

▼田安門 2022.2.3
・これは高麗門。まずここから入る。

 

▼田安門 2022.2.3
・これは櫓門。これが大きな門。

 

▼田安門の説明板 2023.12
・枡形門で、櫓門と高麗門からなる。
・17C前半の建築と推定される。
・江戸城総構完成当時の唯一の遺構。

 

▼田安門:枡形の事例 2023.12
・掲示板をベースに図を作成。
・枡形は防衛に適した配置だ。

・iPhoneで掲示板を撮影
・Photoshopで必要部分の加工
・Illustratorで作図、書き出し
・すばやくできるようになった

 


▼田安門と牛ヶ淵 2022.4.2
・これは田安門左側の牛ヶ淵
・春のある日、九段坂から田安門
・連日、日本武道館で大学の入学式

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

 

【 北の丸公園 】

▼北の丸公園map
・清水門近くの掲示板から作成。

 

▼北の丸公園 2023.12.16
・雨上がりで湿度が高い。
・それが黄色を鮮やかにする。
・イチョウの黄色はシンプルだ。

 


▼近衛歩兵第二連隊 2023.12
・近衛師団は北の丸に駐屯した。
・その主力は第一、第二連隊。
・天皇の護衛を誇りとする。

・1884(明7)創設。
・第一連隊とともに最初の歩兵連隊。
・最初は二つの連隊で近衛師団。

・アバウトな理解として
 ・小隊を複数合わせて中隊
 ・中隊を複数合わせて大隊
 ・大隊を複数合わせて連隊
 ・連隊を複数合わせて師団

 


▼近衛歩兵第二連隊 2023.12
・近衛歩兵第二連隊は「近歩二」
・第一連隊の記念碑も近くにある。
・名誉ある連隊との自負がうかがえる。

 


▼北の丸公園露場
・東京都心の最高気温は ・・・」とはここの気温。
・地上気象観測のための施設。
気象庁HPに説明あり → リンク
・気象庁東京管区気象台が管理する。
温度計、湿度計、雨量計、積雪計などを設置。

 


▼北の丸公園
手前が温度計と湿度計。
・左上が雨量計のようだ。

 


▼北の丸公園
ここが都心の気象の公式値。
・なかなか感慨深い。

 


▼吉田茂 
・清水門から園内に入ってすぐのところ。
・白黒の方が雰囲気がいい。
・「吉田茂」の文字がほほえましい。

・占領期の首相。第5次内閣まである。
・アメリカの占領政策に合わせた。
・サンフランシスコ講和を実現した。
・功罪含め、その事績は重要である。
・同じことは鳩山一郎にも言いうる。

 

▼北の丸公園のカラス
雲がおもしろい。
・と思ったら、上空にカラス。

 

▼北の丸公園:ススキ 
・逆光のススキ。
・これはびっくり。
・ススキは逆光に映える。

 

▼北の丸公園:ススキ 
・白黒にしてみた。

 

▼北の丸公園:ススキ 
・アップにすると案外難しい。

 

▼北の丸公園:ススキ 
・これはサクラか?。
・適度に色づく。

 

▼北の丸公園のカラス
雲がおもしろい。
・と思ったら、上空にカラス。

 

▼近衛師団司令部
北の丸公園に隣接。
・よく残ったものだ。

 

▼首都高と内堀
司令部手前の橋から首都高。
・堀は千鳥ヶ淵。
・案外こういう景観が好みです。

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

 

【 清水門 】

▼清水門
・「日本の近代を歩く2024」
・当日のようす。午後の日差し。

 

▼北の丸公園(再掲)
・清水門の場所を確認。

 

▼清水門 2023
・正面が高麗門。右が櫓門。
・二つが結合して枡形をつくる。

 

▼清水門 2023 
・近くで見る。

 

▼清水門 2023
・櫓門の中から枡形を覗く。

 

▼清水門 2024
・「日本の近代を歩く2024」から
・こんな感じで話しながら歩く。

 

▼清水門 2023.12
・櫓門から、高麗門を見る。
・雨上がりのしっとりした景観。

 

▼清水門 2023 
・櫓門。
・余計な掲示物がないのがいい。

 

▼清水門 2023 
・門そのもの。デザインしたみたいだ。
・太い木材を金属で囲ってある。
・人を寄せ付けぬ威圧感があるぞ。

 

▼清水門 2023 
・門そのものは江戸初期に建造だろう。
・現存の門は1658年、明暦の大火の翌年。
・名称は違っていただろう。

・御三卿の清水家は吉宗以降に創設された。
・すでに御三家は血縁として遠くなっていた。

・吉宗は神君「家康」である。
・凡庸な長男の家重を後継とし、
・次男の宗武に家を立てさせた。
・これを最初に、一橋家、清水家を立てる。
・これを「三卿」といい、将軍継嗣たりうる。

・御三家の時と異なり、すでに封地はない。
・江戸城内に屋敷地、禄として10万石を与えた。
・現在の北の丸公園の東側が清水家の屋敷地。
・したがってここが清水門となった。

 

 

▼清水門
・門を入ったところから櫓門の全景。
・大きくてとても力強い。

 

▼清水門 2023.12 
・櫓門の少し上から振り返る。
・荒城の感あり。よいところへ来たものだ。
・東京の中心部とはとても思えない。
・とてもうれしい。

 

▼清水門 2023.12 
・前の写真のさらに上部から。
・野趣がある。

 

▼清水門 2023
・上から俯瞰する。
・左は清水門の高麗門。
・堀は清水濠。

 

▼ハス 2023
・まるで貝殻みたい。無気味だ。
・それともプラスチックの電気製品。
・どこかで見たぞ。

 

▼清水門 2023
・これは牛ヶ淵。冬枯れのハス。
・後方は日本武道館の屋根。

 

▼清水門 2023
・清水濠の石垣。
・適度に緑が入り好ましい。

 

▼清水門 2023
・カモが三方を向いている。
・不和なのだろうか。

 

▼清水門 2023
・そのとき一羽が羽を広げた。
・バットマンみたいだ。

 

▼清水門
・そして滑空を始めた。

 

▼清水門
・カモの艦隊。二番目が旗艦かな。
・何処へ向かう。

 

▼清水門
・左に竹橋が見える。
・ここに首都高が通る。
・石垣の上の高速道路はめずらしい。

・東京の中央は江戸城(皇居)。
・しかし首都高はかように突破する。
・今だったら地下を通すのかな。
・これはこれで高度成長期の発想か。

 

 

▼竹橋 2023
・竹橋なのにきれいな石橋。
・まだ清水濠、ここまでが江戸城外郭。
・ここから見ると整った橋だ。
・メトロ東西線竹橋駅はこのあたり。

 

▼パレスサイドビル
・毎日新聞社の本社ビル。
・できた時は画期的なビルだった。
・小学生のころ、みんなでやって来た。
・円筒の部分はエレベーターのエリア。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 北桔橋門 】

▼乾門
・「いぬいもん」と読む。
・首都高を越えたところ。
・この門は通過できない

 

▼北の丸公園(再掲)
・乾門と北桔橋門の場所を確認。

 

 

▼北桔橋門
・「きたはねばしもん」と読む。
・橋の下、左は平川濠、右は乾濠。

・簡素で品のいい門。
・かつては門が跳ね上がり固定された。
・門の上部に二箇所留め金が見える。
・しかもその向こうには天守台を望見。

 

▼map 江戸城:門と濠(再掲)
・江戸城全体における北桔橋門。

 

 

▼北桔橋門から天守台
・「日本の近代を歩く2024」から
・こんな感じで東御苑に入場する。

 

 

▼北桔橋門 2021
・乾濠を望む。
・石垣の傾斜はきつい。

 

▼雨の北桔橋門 2016.2.20
・これも「日本の近代を歩く」
・雨の中、入場した。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 天守台 】

▼天守台
・まあみごとな直線だこと。

・天守閣の土台部分が天守台。
・江戸城天守閣は明暦の大火で焼失。
・しかし幕府はあえて再建しなかった。
・統治に自信があった(もはや戦乱はない)こと、
・江戸の復興費用がかかったことなどが理由。

 

 

▼天守台
・造形として美しい。
・上の木は松。城によく似合う。
・東隅には最も立派な石を使っている。
・左下の石に注目。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 本丸 】

▼皇居東御苑:本丸、二の丸、三の丸
・現在の皇居東御苑は江戸城の中核。

〔現況〕
・天守閣 ・・・ 天守台だけ残る
・本丸 ・・・・・ 大芝生のあたり
・二の丸 ・・・ 雑木林、庭園
・三の丸 ・・・ 尚蔵館、皇宮警察
・富士見櫓 ・ 本丸の西端に残る

・西の丸 ・・・ 吹上御所、宮殿
・北の丸 ・・・ 北の丸公園

 

▼天守台から望む本丸跡
・天守台の下り口
・その先に本丸大芝生。
 そこがかつての本丸であり、
 さらには大奥の跡地でもある。

 

▼天守台から望む本丸跡
・「日本の近代を歩く2024」
・正面に「大奥」、右側に「松の廊下」。
・予定を少し変え、本丸大芝生を直進。
・突き当たりから左に下り、百人番屋。
・大手門の手前を二の丸方面に戻る

 

▼本丸跡のクスノキ
・クスノキの巨木。
・江戸時代からあったのであろう。

 

▼竹林 2022.4
・さまざまな種類の竹がある。
・キンメイモウソウチクとの標識。
・タケノコのシーズンだ。
・手前の青い花はハナニラと表示。
・ニラとタケノコで炒めるとおいしそう。

 

▼ユズ
・この日。東御苑上空はカラスが制覇。
・ユズがいっぱい実をつけていた。
・おや、足下に柚子の実。
・みごとにきれいに食べられていた。
・その技術がすごい。

 

▼松の廊下
・浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷に及んだ。
・時は元禄、「忠臣蔵」最初の場面の舞台。
・江戸城本丸で刃物を振りかざしたら改易だ。

- - - - - - - - - - - - - - - - -

・奥の松の樹は、後で植えたのだろう。
・左右にあるのはツワブキ。
・別な場所にツワブキの群落があった。
・友人の義父が、戦時中にツワブキを食べ ・・・
・近年までツワブキを ・・・ という話題になった。

 

▼百人番所
・本丸から大手門の方へ下る。
・警護の者たちが詰めたらしい。
・京都の三十三間堂にそっくりだ。

 

▼大手門へ
・大手門に至る道。
・ずいぶん大きな石だ。

 

▼大番所
・江戸城内警備の拠点。
・警備担当の幹部たちが詰めていたのだろう。

 

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 二の丸雑木林 】

▼二の丸雑木林
・ちょっとびっくりした。
・枯れ葉と紅葉がとてもよい。

 

▼二の丸雑木林
・自然と人為が調和している。
・左の建物は丸の内。

▼二の丸雑木林
・二の丸は火災と再建を繰り返した。
・1983年、東御苑の公開に際して、
 武蔵野雑木林の再現をめざした。
・それは晩年の昭和天皇の意向らしい。
・落葉広葉樹の配置や下草がすてきだ。

 

▼二の丸雑木林 2024.12.15
・ここからは「日本の近代を歩く2024」
・午後のこもれび。

▼二の丸雑木林 2024.12.15
・まだ残る紅葉の疎林を楽しみながら歩く。
・人は少なく、静かだ。
・昭和天皇の意向で、雑木林の雰囲気を残す。

▼二の丸雑木林 2024.12.15
・ここがいちばん鮮烈に色づく。
・よく見ると下に椿。

▼二の丸雑木林 2024.12.15
・フューチャリングしてみた。

▼ツワブキ 2024.12.15
・陽だまりに咲いていた。
・強い植物だ。どこでも育つ。

▼二の丸庭園からオフィス街
・江戸時代と現代の調和。
・この間に堀があるとは思うまい。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 平川門 】

▼大樹と碑文
・内堀通り沿い。左に平川門
・クスノキの根本にある石は
「太田道灌公追慕之碑」1936
・近年、千代田区は以下の掲示
「まちの記憶:江戸城築城」

 

▼map 江戸城:門と濠(再掲)
・平川門の位置を確認。

 

▼皇居東御苑(再掲)
・この地図の右下に平川門。

 

▼平川橋
・ここを渡ると平川門。
・なかなか時代感があるぞ。
・橋の向こうでは厳しいチェック。
・カバンの中を見る荷物検査あり。

▼平川門
・千代田区の説明柱。以下、転記。

 平川門は 江戸城内部門の一つで、三の丸から城外への出口にあたり、御三家、御三卿はここから登城しました。現在の九段南1丁目や一ツ橋1丁目は、平川村と呼ばれていたため名付けられました。
 別名で「不浄門」とも呼ばれるのは、城内の死者や罪人がここから出されたことに由来します。


・ちなみに後方の白い建物は東京消防庁、そこが丸の内1丁目。

 

平川門の高麗門
・櫓門の前に高麗門。
・いわば入口のようなもの。
・奥に櫓門が見える。

 

 

▼平川門の櫓門
・これが本来の平川門。
・これは櫓門であって高麗門と合わせて
 石垣の塀で囲った升形(桝形)を形成。
・なかなか立派。色合いもよい。

 

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

 

 

【 三の丸尚蔵館 】

▼三の丸尚蔵館
・三の丸尚蔵館は開館30周年を期して、
 皇居三の丸尚蔵館としてリニューアル。
・宮内庁から国立文化財機構に移管。
・国立博物館の一つになる。

皇居三の丸尚蔵館H

▼皇居東御苑(再掲)
・地図の中央下に三の丸尚蔵館。

 

 

▼三の丸尚蔵館
・開館記念特別展「皇室のみやび」
・見たいのはひたすら「蒙古襲来絵詞」
・わくわくする。

・三の丸尚蔵館は開館30周年を期して、
 皇居三の丸尚蔵館としてリニューアル。
・宮内庁から国立文化財機構に移管。
・国立博物館の一つになる。

皇居三の丸尚蔵館H

・今回の開設記念特別展は半年に及ぶ。
・それを4期に分けて展示するが、
・第1期に所蔵の国宝4点を展示。
 ・小野道風「屏風土台」  国風文化
 ・「春日権現験記絵」   鎌倉文化
 ・「蒙古襲来絵詞」    鎌倉文化
 ・伊藤若冲「動植綵絵」  化政文化

・なお、第4期 2024.5.21〜6.23 には
 ・狩野永徳「唐獅子図屏風」桃山文化

 

▼三の丸尚蔵館
・電子チケット、そういう時代だ。
・当日申込、16:00ひと枠のみ空く。

 

 


▼展示室のようす
・右奥が「蒙古襲来絵詞」
・正面は伊藤若冲。
・左は小野道風「屏風土台」
・いずれも国宝。

 


▼「春日権現験記絵」
・「かすがごんげんげんきえ」
・これは鎌倉期の絵巻物(国宝)
・春日大社の縁起を扱う。
・変わった森の描き方だが、
・春日大社、御蓋山(みかさやま)の森。

 

▼「春日権現験記絵」
中世武士の生々しい戦闘シーン。
・かなりリアルで、こわい。

 

▼「春日権現験記絵
門というには簡素すぎる。
・この3人は何者だろうか。

 

▼「蒙古襲来絵詞」後巻
・元軍を迎撃する九州の武士。
・後巻は弘安の役1284。
・上は少弐、下は島津の軍船。
・「こころ筑紫の海に波押し分けていく」
・というイメージに重なる。

・蒙古襲来絵詞は文永の役に従軍した
 肥後国の御家人竹崎季長が、
 己の奮戦の説明用に書かせた絵巻物。
・前巻は文永の役、後巻は弘安の役。

 


▼「蒙古襲来絵詞」後巻
敵船に乗り込む武士たち。
・左は奮戦する竹崎季長。
・矢を射られ、海に落ちる蒙古兵。
・絵詞のこの場面は初めて見た。

 

▼小野道風「屏風土台」
・びょうぶどだい。これも国宝。
・土台は下書き。屏風に書く土台。
・小野道風は和様の書を開拓した書家。
・平安中期、三蹟の一人(最も古い)。

・928年、醍醐天皇が中下級貴族の
 大江朝綱に漢詩を作らせ、
 同じく小野道風が書かせた。
・10C前半は、社会の大きな転換期。

 


▼小野道風「屏風土台」
・行書体に草書体が混じる。

・かなの文化までもう一歩だ。
・その意味でも、道風の書は画期的。

・ちなみに道風は、「花札」の「雨」に
 傘を差した公家としても知られる。

 

▼三の丸尚蔵館
・退出のころには、もう薄暗い。
・まだ一部は工事中のようだ。
・右側に行くと、すぐに大手門。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 大手門 】

▼大手門
・大手門は江戸城の正面玄関だ。

 

▼map 江戸城:門と濠(再掲)
・大手門の位置を確認。

 

▼皇居東御苑(再掲)
・地図の中央下に大手門。

 

 

▼大手門
・すでに暗い。
・ここも枡形門。
・したがって左が櫓門、右が高麗門。
・ビルは丸の内のオフィス街。

 

▼大手門
・高麗門の向こうにお堀とビル。
・おもしろい構図になった。
・江戸時代から現代への扉だ。

 


▼大手門から桔梗濠
・大手門を出て右側、南方面。
・ここは桔梗濠(ききょうぼり)
・左はパレスホテル。

 

▼大手門
・わずかに夕方の光が当たる。
・手前は桔梗濠。
・枯れ木を入れてみたが効果は不明。

 

▼大手門から大手濠
・大手門を出て左側、北方面。
・ここは大手濠
・遠くに白い建物は東京消防庁。
・その一つ手前が三井ビル。

 

▼大手門から真正面
・門を出てすぐの大手門交差点。
・右はパレスホテル。
・左は大手町タワーENEOSビル。
・正面は永代通り。いつか日本橋。
・横の通りは内堀通り。

 

▼大手門交差点の標識
・まっすぐて交差点を渡る。
・最近、交差した標識がお気に入り。
片側がまっすぐの標識は通りの起点
・この例では、ここが永代通りの起点
・先日、このことを自力で発見した。
・こういうことがすごくうれしい。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 和田倉門 】

▼和田倉噴水公園から 
・冬至が近いから、日暮れが早い。
・ケヤキの樹相がみごとだ。
・皇居の東側だからこそよく見える。
・高いビルがないからだ。
・まさしく東京の中心は空虚である。

 


▼和田倉噴水公園から 
・白黒にしてみた。

 

▼和田倉噴水公園
・10月の写真。
・雨の強い日でした。
・皇居と丸の内に挟まれた空間です。

 

▼和田倉噴水公園
・どういうモチーフか。
・正面はスターバックス。

 

▼和田倉門
・ここに和田倉門(たぶん櫓門)があった。
・傘が雨に映えている。

 

▼和田倉門
・橋を渡ると江戸城外。
・手前に和田倉門(高麗門)があったのか。
・もう東京駅も近い。

 

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

【 皇居前広場 】

▼皇居前広場
・これは見本

 

 

▼皇居前広場

 

▼皇居前広場

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

【 桜田門 】

▼桜田門
・出光美術館から遠望した桜田門。
・美術館休憩室はすばらしい。

 

▼map 江戸城:門と濠(再掲)
・桜田門の位置を確認。

 

▼桜田門
・霞ヶ関から皇居前広場に向かう。
・入り口は「桜田門」です。
・有名なのには理由がある。
・1860年の桜田門外ノ変。
・江戸城に登城する大老の暗殺。

 

▼GHQ
・桜田門から眺めるDNタワー21。
・旧第一生命館ビル。

 

▼GHQ
・連合国軍最高司令官総司令部。
・General HeadquartersでGHQ。
・かつ総司令部。
・the Supreme Commander for the Allied Powers
・SCAPが連合国軍最高司令官。
・具体的にはマッカーサー。
・敗戦後の「日本の占領政策」を担う機構。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
・旧第一生命館ビルはそのまま残され、
・その上に新しい高層ビルが建つ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
・複雑な感情を想起させる遺構である。

 

▼桜田門
・陽が差している江戸城内堀。

 

▼再びGHQ
・内堀を隔てて撮る。
・右手前が霞ヶ関。
・右手先が日比谷公園。
・建物の奥が銀座。
・左手先が丸の内オフィス街。
・そして左手前が皇居。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
・マッカーサーは
・東京の中枢に拠点を置いた。

 

▼桜田門
・内堀に面した石垣。
・壁紙によさそうです。

 

▼桜田門
・夕日が差してきた。
・もう丸の内を回るのは難しそう。
・実に立派ですっきりした石垣だ。

 

▼桜田門外の変
・内側から眺める桜田門。
・江戸城の玄関だものね。
・雨の日、直弼は門に入る手前で
・籠に入ったままで殺害された。
・犯人は脱藩した元水戸藩士たち。
・出勤途上の玄関で殺されたわけだ。
・この事件は幕末政治史の転機になった。
・少し整理してみよう。

・うっとおしい方は先にジャンプ

 


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

★幕末の期間
1853 ペリー来航
   から
1868 王政復古(明治新政府の成立)

・幕藩体制はすでに苦境であった。
・とはいえナイフを突きつけたのは
・欧米列強の直接的な圧力。
・ペリー来航はその全ての始まり。
・P艦隊は江戸湾に直接侵入し
・開国を求めた。
・「来年また来るから考えておけ!」
・幕府は現実的に対応した。
・翌年1854年に日米和親条約で開国。

・これにより幕府の権威は動揺した。
・朝廷に報告し、大名にも相談した。
・ここに天皇と外様大名が浮上した。
・下々に示した理念は苦しくなった。
・祖法である鎖国が簡単に崩壊した。

・それでもこれしかなかったと思う。
・幕府の下に挙国一致で外圧に対す。
・列強はさらに本来の要求を強める。
・ハリスは通商を求め圧力をかけた。

・通商条約と将軍継嗣が政治課題だ。
・大老井伊直弼は課題を一挙に解決。
・将軍後継は譜代大名の要求通りに、
・すなわち紀伊藩主慶福(家茂)に、
・日米修好通商条約に無勅許で調印。
・返す刀で反対派(一橋派)を弾圧。
・安政の大獄で一橋慶喜を謹慎させ、
・その挙句桜田門外ノ変で殺された。

・かくして幕末政治史は一段落した。
・課題がリセットされたら挙国一致。
・これが公武合体(のち公議政体論)
・ここからは幕末政治史の後半です。

・よって桜田門外の変が区切りです。

★幕末政治史の区分
・1853 ペリー来航
    前半
・1860 桜田門外ノ変
    後半
・1868 王政復古(明治新政府の成立)

 

・佐藤誠三郎さんの論文によります。
・岩波古典文学体系「幕末政治論集」
・所収の解題
・「幕末における政治的対立の特質
・これで幕末の理解が変わりました。

・時間的な区切りというだけではなく
・外圧への危機感が高揚することで、
・幕府統治の根拠が崩れていくさまを
・武士の論理から内在的に説明した。

・幕末政治史の前半は
・幕府統治により強大な外敵にあたる
・将軍の下での挙国一致が基本線だ。

・これが事態の推移によって崩れる。
・だったら我々の意見も聞いてくれ。
・そこでの対立がいったんリセット。
・それが1860年の桜田門外の変の意義

・幕末政治史の後半は
・挙国一致(公武合体)から始まり、
・幕府と対立する勢力が台頭し、
・最後は政治的軍事的に勝利する。

 

▼桜田門
・門そのものがもつ意志を感じる。
・閉めたら絶対に通さないぞ。

 

▼桜田門
・桜田門を振り返る。
・他の門よりもがっしりしています。
・事実上の正門なのか。

 

▼丸の内
・桜田門を出たところから望む。
・少し赤らんできました。
・冬の夕暮れでしょうか。
・ビルが水面にも映っています。

 

▼丸の内
・白黒にしてみました。
・同じ写真です。

 

▼丸の内
・アップにしたら別の感じ。
・それぞれ大きさが違います。
・色合いも違う。
・手前は内堀と皇居前広場。

 

▼丸の内
・これも白黒にしてみました。
・同じ写真です。

 

▼丸の内
・参加者全員で感想を語り合いました。
・どんどん暗くなっていきます。
・まだけっこう働いています。
・この日は12月29日。

 

▼馬場先門
・馬場先門から。
・右は明治生命館。
・内堀に明かりが照らされています。

 

▼馬場先門
・内堀に見る明治生命館。
・丸の内を代表する歴史的建造物です。
・水面にクリアに映っています。

 

▼馬場先門
・馬場先門の交差点。
・左が明治生命館。
・まっすぐ行くと三菱一号館。
・右は昨年竣工した新しいビル。
・「諸官省ずらり馬場先門」(東京節)

 

 

▼丸の内
・あらためて明治生命館。
・丸の内仲通りから馬場先門にかけて
・三菱一号館、三菱二号館、明治生命館。
 (三菱二号館は現存しない)
・背後に新しい明治安田生命ビルが建つ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
・設計者は岡田信一郎。
・コンドルとは孫弟子くらいの関係。
・柱の様式はコリント式。
・古代ギリシアの柱の三様式
 ・ドーリア式:太い、柱の溝
 ・イオニア式:細身、アカンサス
 ・コリント式:渦巻きの装飾
 ・区別の説明は難しい。
 ・ドーリア式の代表はパルテノン神殿


 

▼丸の内仲通り
・実際には写真より派手なライトアップ。
・ちょっと過剰かと思われるのだが。
・今、日本中の駅前などでブームに。
・この後、東京駅丸の内中央口で解散。
・なかなか楽しかったです。

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

 

 

 

【 外堀(虎ノ門周辺) 】

★江戸城外濠の石垣

▼メトロ虎ノ門駅から
・虎ノ門の交差点を霞ヶ関側に渡る。
・メトロ虎ノ門駅への入口から。
・この階段が秘密の入口です。
・エレベーターも完備。

 

▼江戸城外濠の石垣
・降りたところに、かような史跡が。
・こんなふうに見えます。
・何があるというのでしょう。

 

▼説明図の関係部分
・すり鉢状に描かれています。
・赤点線の箇所。この石に注目。

 

 

▼江戸城外濠の石垣
・黄色で示したところ。

 

▼江戸城外濠の石垣
・さらに拡大しましょう。
・オレンジ色の箇所に刻印あり。
・どこぞの大名の刻印のようです。
・石一つ一つに由来を表示した。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
・石を切り出す。
・江戸へ運ぶ。
・石を組む。
・さぞかし費用もかかったでしょう。
・近世初期(江戸初期:17C前半)
・すでに貨幣が流通していた時代。
・わが藩の貢献を示しておきたいぞ。

 

▼江戸城外濠の石垣
・その下の「おにぎり型の石」
・さらに拡大しましょう。
・ここにも刻印あり。

 

▼説明パネル
・わかりやすく合理的な説明です。

 

▼階段の途中から
・地上に戻る階段から見下ろす。
・二つの石を探してみてください。

 

jump map 田安門 北の丸公園 清水門
北桔橋門 天守台 本丸 二の丸雑木林
平川門 三の丸尚蔵館 大手門 和田倉門
皇居前広場 桜田門 外堀(虎ノ門周辺)

 

toc

サイトマップ ホーム 日本の景観 東京 奈良 日本の山 身近な自然 世界の景観 モノ 他の人たち 前近代史 日本の近代 世界史 雑感 自作の地図 ノウハウ

table of contents 丸アイコンから jump

note



© 2024- sekai koala kyoukai. all rights reserved.

サイトマップ home 01 日本の景観 02 東京 03 奈良 04 日本の山 05 身近な自然 06 世界の景観 07 モノ 08 他の人たち 09 前近代史 10 日本の近代 11 世界史 12 雑感 13 自作の地図 14 リンク集